- トイレを流したのに戻ってくる症状は「便器内のS字つまり」「水量不足」「排水管の汚れ」「配管不具合」が主な原因
- トイレの逆流への応急処置は「お湯で洗い流す」「ラバーカップを使う」「重曹とクエン酸で洗い流す」から選び、熱湯や針金ハンガーを用いるのはNG
- 「固形物を流した」「自分で3時間以上の対処をしても改善しない」「便器の水位が上がり続ける」などの場合は、すぐに修理業者へ相談する
トイレを流したのに便や水が戻ってくる症状は、つまりや逆流の前兆です。流したのに戻ってくる症状を放置すると完全に流れなくなったり、階下への水漏れにつながったりする恐れがあります。
本記事では、トイレを流したのに戻ってくる原因と応急処置の方法、業者依頼の判断基準、再発防止策まで詳しく解説します。参考にしてください。
トイレを流したのに便や水が戻ってくる4つの原因

トイレを流したのに戻ってくる症状には、以下4つの原因が考えられます。
- 原因①:排水路(S字部分)でのつまり
- 原因②:トイレタンク内の水量不足
- 原因③:排水管内の汚れや尿石の蓄積
- 原因④:排水管や排水ポンプの不具合
これらの原因については、水回りトラブルの業者へ経緯を説明する際や、自身で応急処置を行う際の対処に重要な情報です。
それぞれに解説していきますので、心当たりがないか考えてみてください。
原因①:排水路(S字部分)へのゴミ類のつまり
トイレ便器の奥にはS字型の排水路があり、この部分は構造的につまりが発生しやすくなっています。
S字構造は「封水」と呼ばれる「水を溜めて下水からの臭いや害虫の侵入を防ぐ役割」を持ちます。そのため、トイレットペーパーを大量に流したり、異物を流してしまったりするとつまりが生じやすい構造になっているのです。
「トイレットペーパーは戻らないのに便だけ戻る」というケースに遭遇する方もいるかと思います。便は水に溶けにくく密度が高いため、S字部分で引っかかりやすい性質がある一方でトイレットペーパーは軽く水に溶けやすいため、このような現象が起こります。
原因②:トイレタンク内の水量不足

トイレタンク内の水量が不足していると、便や紙を十分に押し流す力が得られず、トイレを流したのに戻ってくるということが生じます。一般的なトイレでは、大レバーで約8リットル、小レバーで約6リットルの水が流れます。そのため、大便を小レバーで流すと、水量不足で完全に流しきれずにつまりが起きてしまうのです。
また、「トイレのタンク内にペットボトルを入れる節水方法」が、つまりを起こしている場合もあります。本来、トイレタンク内の水量はメーカー設計時に計算されており、これを自前で変更すると、水量の過不足がつまりの原因になりえます。
原因③:排水管内の汚れや尿石の蓄積

排水管内に汚れが少しずつ蓄積することで、トイレを流したのに戻ってくるという症状が発生します。尿に含まれる尿素やたんぱく質が固まったものを「尿石」といい、時間が経つと石のように硬くなったものが排水管の内壁に付着し、つまりを起こすのです。
この種のつまりは放置しても自然には解消できないケースがほとんどであるため、専用洗浄剤による定期メンテナンスが欠かせません。
原因④:排水管や排水ポンプの不具合

配管の劣化や破損や排水ポンプの故障も、トイレの逆流の原因になります。排水管の接続部分がゆるんでいたり配管自体が破損していたりすると、流す時の水圧が低下してしまい、結果として水が戻ってきてしまいます。
築年数が古い住宅では、トイレ配管の劣化による逆流が起こりやすくなります。
トイレの水や便が逆流する際に自分でできる3つの応急処置
前提として、トイレが逆流するケースの根本的な解決をする場合は、必ず水回りトラブルの専門業者を頼りましょう(DIYでの対処は自己責任です)。やむにやまれない事情で応急処置をするのであれば、以下の3つの手段を紹介します。
- 40〜50度のぬるま湯を注いで流す
- ラバーカップ(スッポン)でつまりを解消する
- 重曹とクエン酸で洗い流す
それぞれの応急処置方法を解説するので、実践してみましょう。
40〜50度のぬるま湯を注いで流す

トイレットペーパーや便など、水に溶けやすいものがつまりの原因の場合には、ぬるま湯で洗い流す手段が効果的です。
【準備するもの】
- バケツ
- 40〜50度のお湯(1〜2リットルの適切な量)
- ゴム手袋
- 雑巾やビニールシート(床の保護用)
【手順】
- 便器内の水位をチェックし、高ければ少し汲み出しておく
- バケツに40〜50度のお湯を用意する(温度計で測るのがベストですが、「お風呂より少し熱い程度」であれば問題ありません)
- お湯を1~2リットル程度、便器から50cm程度の高さからゆっくり注ぐ(落差をつけて勢いよく流すのがポイントです)
- 30分ほど放置してからトイレを流す
注意点としては、60度以上の熱湯を使うと便器に異常が発生するため避けることです。急激な温度変化による問題でトイレの便器が割れたりヒビが入ったりする恐れがあるからです。
対処後にトイレ便器内の水位が下がり始めたら、つまりが解消されているサインです。
ラバーカップ(スッポン)でつまりを解消する

ラバーカップは、トイレのつまり解決に有効な道具です。スーパーマーケットやホームセンターなどで手軽に購入できるので、応急処置に適しています。
【準備するもの】
- ラバーカップ
- ゴム手袋
【手順】
- ラバーカップのゴム部分が浸かる程度に、便器内の水位を調整する
- ラバーカップを排水口に密着させる
- ゆっくりと押し込んで空気を抜く
- 勢いよく引き上げる
- この動作を5~10回繰り返す
注意点として、スマホやメガネ・アクセサリーなどの固形物をトイレに流した場合は、ラバーカップを使わないでください。ラバーカップが異物をさらにトイレの奥に押し込んでしまい、取り出すのが難しい状況になってしまいます。
重曹とクエン酸で洗い流す

軽度の汚れや尿石による配管つまりには、重曹50gとクエン酸100gの適切な量を便器に入れ、洗い流す方法もあります。
【準備するもの】
- 重曹
- クエン酸
- バケツ
- 40度のお湯(1〜2リットルの適切な量)
- ゴム手袋
- 雑巾やビニールシート(床の保護用)
【手順】
- 便器内の水位をチェックし、高ければ少し汲み出しておく
- 重曹を投入(約50g)し、排水口の周囲にまんべんなく振りかける
- クエン酸を投入(約100g)し、重曹の上からゆっくり振りかける(この段階でしゅわしゅわと発泡し、汚れを浮かせる作用が始まります)
- 40℃程度のぬるま湯を注ぐ(ゆっくり静かに注ぎ、泡を流さないように)
- 約1時間放置してからトイレを流す
重曹とクエン酸を使ったトイレのつまり解消法は安全で手軽ですが、いくつかの注意点があります。まず、お湯は必ず40℃前後のぬるま湯を使用し、熱湯を注ぐのは厳禁です。便器の陶器部分が割れたり変形する危険があります。
また、発泡反応が起きている最中は刺激を与えず、ラバーカップなどでかき回したり流したりしないようにします。十分に反応が終わるまで1時間ほど静置することが大切です。
さらに、重曹やクエン酸の量を極端に増やすと泡があふれたり排水口に詰まりが生じる場合もあるため、適量を守る必要があります。あくまで軽度の汚れや尿石向けの方法であり、固形物や異物による完全な詰まりには効果が限定的であることに留意しましょう。
トイレの水や便が逆流するときのNG行動
トイレを流したのに戻ってくる際、以下の5つの行為は厳禁です。
- 何度も水を流す
- 60度以上の熱湯を注ぐ
- 針金ハンガーで突く
- 固形物(異物)にラバーカップを使う
- 無理に手を入れるのは避ける
間違った対処を行うと状況を悪化させる恐れがあります。「すでにやってしまった」となった際は、水回りトラブルの専門業者を頼るようにしましょう。
何度も水を流す
つまった状態で水を流すと、トイレの便器から汚水が逆流して溢れ出す危険性があります。
特にマンションやアパートといった集合住宅のエリアでは、階下の部屋への水漏れにつながる恐れがあります。
一度トイレの水を流して流れが悪いと感じたら、状況をチェックし、それ以上流さずに止水栓を閉めましょう。トイレ便器内の水位が異常に上がり続けている場合は、すぐに修理業者へ連絡することが重要です。
60度以上の熱湯を注ぐ
60度を超える高温のお湯は、トイレの便器に使われている陶器を破損させる原因になります。急激な温度変化は、陶器の割れやヒビを引き起こす恐れがあるからです。
もしDIYで対処するのであれば、本記事で紹介したように40~50度のぬるま湯を使用し、きちんと温度計で確認してから使うことがおすすめです。熱湯を使ってトイレの便器が破損すると、修理代は数万円から十数万円かかる可能性があります。
針金ハンガーで突く
針金ハンガーを伸ばして排水口に入れる方法は、トイレの便器の内部を傷つける危険があります。便器内部には陶器製の繊細な部分が多く、傷がつくと水漏れの原因になるため、修理が難しいことが多いです。
また、トイレのつまりの原因を奥に押し込んでしまい、状況を悪化させることも少なくありません。 専用のワイヤーブラシ以外は使わず、自分で対処できない場合は修理業者へ依頼しましょう。
固形物(異物)にラバーカップを使う
スマホやメガネなどの固形物(異物)をトイレに流してしまった場合、ラバーカップは絶対に使ってはいけません。ラバーカップの吸引力で固形物がさらに奥に押し込まれ、取り出すのが難しくなります。
トイレの便器を外す大掛かりな対応が必要となり、修理費用も高額になるでしょう。固形物を流した場合は何もせず、すぐに修理業者へ連絡することが最善の対処法です。
無理に手を入れるのは避ける
素手や薄い手袋でトイレの便器内に手を入れるのは、衛生面・安全面の問題があります。排水口の奥には鋭利な部分もあるので怪我などのトラブルも起きやすく、また、汚水に直接触れることで感染症などの恐れもあります。
どうしても手で取り出す必要がある場合は、厚手のゴム手袋を使用し、作業後は十分に洗浄してください。自分で対処できないと判断したら、無理せず修理業者に相談することが大切です。
トイレを流したのに戻ってくるトラブルの体験談
実際に同様のトラブルを経験した方の声をご紹介します。
- 体験談①:「賃貸アパートで便が戻ってくる」
- 体験談②:「リフォーム後の節水トイレで発生」
「自分と同じだ」と共感できる事例があれば、対処の参考にしてください。
体験談①:「賃貸アパートで便が戻ってくる」
「トイレを流すとトイレットペーパーや排泄物が暫くすると戻ってきます。
その物が戻ってくる訳ではなく、溶けた状態で戻ってきます。
管理会社に連絡したところ
1回目はスッポンの対応。⇒効果なし
物が詰まってるかもしれないとの事で工事が決定。
しかし、工事でトイレをバラしてもらうと
配管も綺麗で何も詰まってなくパイプも曲がったりしてないとのことでした。
なにもできることがないので、帰られていきました。」
(中略)
排水管の詰まりまたは通気不良です。
貴方が流した後に、上階で流すと詰まっているので逆流してくるのです。
簡単な原理です。(添付図参照)
節水タイプのトイレで水の押す力が弱くて戻ってくるなどありえません。
引用:Yahoo!知恵袋
こちらのケースは、自室のトイレ単体の問題ではなく、賃貸の建物全体の排水系統のバランス異常が疑われます。特に、縦管の途中で空気の逃げ道(通気管)が塞がっていると、排水時に負圧/正圧が発生して逆流が起こることがあります。
このような場合の対処としては、まずは管理会社に対してしっかりと連絡をすることです。ポイントは「便器や室内配管ではなく、建物全体の縦管の通気不良や詰まりが疑われる」とはっきり伝えることです。あなたの部屋で水を流したときに戻ってくるというより、上の階でトイレを流したときに圧がかかって逆流している可能性が高いため、個人でどうにかできる範囲を超えています。
業者が便器を外しても何も詰まりが見つからなかったのは当然で、問題はもっと奥、共用の排水管の内部にあります。再調査の際は、縦管にカメラを入れてもらうよう依頼してください。特に「通気管が詰まっていないか」「排水が途中で滞っていないか」を確認してもらうことが重要です。
体験談②:「リフォーム後の節水トイレで発生」
「便を流した後、その時はしっかり流れているのに、
次にトイレに行くと便器の中に戻って来ていることがあります。
大ボタンで念の為2回流してます。
ちなみにトイレットペーパーは戻って来てません。
少量の便だけ戻ってきて底に沈んでます。
詰まったりはしてない様子なのですが、、、」
(略)
排水経路はそのままですかね 今は節水トイレなので 本下水や浄化槽に遠い配管ならば 私は節水トイレには交換は進めないです 知らないで交換するとこのような現象が起きますね 流しきれず少し押し戻される感じですね 以前の13ℓタンクだとこのようなことはんかったのですが節水にすると割と多く それにより詰まりの原因デス 心配でしたら2日に1回はバケツに水を汲んでおいて 大便の後に流してください 途中で大便が流れずに固まって 詰まることも多く 高圧洗浄で流すことも多いです
引用:Yahoo!知恵袋
このように、リフォームで節水型トイレにしたことによる「排水圧不足」や「勾配不良」が原因で逆流が起きることもあります。一度はしっかり流れているように見えても、水量が少ないために排水管の途中で便が完全に押し切れず、配管の低い位置で滞留し、しばらくしてから逆流して戻ってくる現象です。
リフォームで節水型便器(4.8Lや3.8Lタイプなど)に交換すると、以前より排水の勢いが弱まります。もし配管の長さが長い、勾配が浅い、あるいは途中で空気抜き(通気管)が機能していない場合、流れが不完全になりやすいのです。
自分でできる対処としては、週に数回、バケツに水を汲んで一気に流すことです。これで管内の滞留物を押し流し、詰まりの予防になります。また、リフォーム業者に「排水勾配と通気管の位置を再確認してほしい」と依頼してみてください。構造的な問題であれば、節水トイレのままでは改善が難しいため、業者側の施工チェックが必要です。
トイレの逆流を「修理業者へ依頼すべき」5つの判断基準
トイレの水が戻ってくるトラブルが起きた際、自分で対処できるか、業者に依頼すべきか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。結論、以下5つの状況に該当するのであれば、迷わず専門業者へ相談してください。
- スマホ・メガネ・アクセサリーなどの固形物を流した
- 自分で対処しても3時間以上改善しない
- 水位が下がらず上がり続ける・または汚水が溢れそう
- 複数の排水口で同時にトラブルが起きている
- 賃貸物件で階下への影響が心配
各状況について、解説していきます。
1.スマホ・メガネ・アクセサリーなどの固形物を流した
水に溶けない固形物を流してしまった場合は、自分で取り出そうとしてはいけません。
ラバーカップを使うと、さらに奥に押し込んでしまう恐れがあります。
専用工具を持つ修理業者に依頼し、便器を外して取り出してもらう必要があるでしょう。
早めに対処すれば、便器を外すだけで済む場合も多く、費用も抑えられます。
2.自分で対処しても3時間以上改善しない
お湯やラバーカップなどの応急処置を試しても、3時間以上経過して改善が見られない場合は注意が必要です。
排水管の奥でのつまりや、複雑な原因が考えられます。
早めに修理業者へ相談することで、被害を最小限に抑えられます。
3.トイレの水位が下がらず上がり続ける・または汚水が溢れそう
便器内の水位が下がらず、むしろ上がり続けている場合は緊急性が高い状態です。
汚水が溢れ出す危険があるため、すぐに止水栓を閉めて修理業者を呼んでください。
特にマンションやアパートなどの集合住宅では、階下への水漏れにつながる恐れがあります。
深夜や早朝でも、この状況なら迷わず緊急対応してくれる修理業者に連絡しましょう。
4.複数の排水口で同時にトラブルが起きている
トイレだけでなく、洗面所や浴室の排水も流れが悪い場合は要注意です。排水管や下水本管に問題がある可能性が高いでしょう。
複数の排水口で同時にトラブルが起きている場合、トイレだけを修理しても根本的な解決にはなりません。
配管全体を点検できる専門業者への依頼が必要で、放置すると全ての水回りが使えなくなることもあります。
5.賃貸物件で階下への影響が心配
マンションやアパートなどの賃貸物件では、水漏れが階下に及ぶリスクがあります。階下の住人に迷惑をかけると、修理代だけでなく損害賠償が必要になる可能性もあるでしょう。
まずは管理会社に連絡し、状況を説明してください。管理会社が提携している修理業者を紹介してくれることも多く、責任の所在も明確になります。
信頼できるトイレ修理業者を見極める3つのポイント
修理業者選びを間違えると、高額請求や不適切な修理につながる恐れがあります。
以下の3つのポイントを確認して、信頼できる修理業者を選びましょう。
- ポイント①:見積もり無料・作業前に料金明示があるか
- ポイント②:実績年数と施工件数が豊富か
- ポイント③:口コミ・評判を確認
3つのポイントを詳しく解説するので、ぜひご覧ください。
ポイント①:見積もり無料・作業前に料金明示があるか
トイレを流したのに戻ってくる場合の修理を依頼する際は、見積もり無料で作業前に料金を明示してくれる修理業者を選びましょう。作業前に料金を明示し、追加費用の有無も説明してくれる業者が安心です。
最終的には出張費や材料費、時間外料金などが加算され、高額になるケースもあります。
必ず総額を確認し、作業前に承認を得る修理業者を選んでください。
ポイント②:実績年数と施工件数が豊富か
年間の施工実績が多い修理業者や、長年営んでいる修理業者を選ぶことも重要です。修理業者の実績年数や年間施工件数は、信頼性を判断する重要な指標となります。
また、ホームページに施工事例や料金例が掲載されているかも確認ポイントです。
ホームページから、実績件数や創業年数をチェックしましょう。
ポイント③:口コミ・評判を確認
Googleレビューや口コミサイトで実際の利用者の評価を確認し、極端に安い料金を提示する業者は避けましょう。星の数だけでなく、具体的なコメント内容を読むことが重要です。
極端に安い料金を提示する業者は、最終的に相場より高額になったというトラブルも少なくありません。
適正価格で誠実な対応をしている業者を選ぶことが、結果的に満足度の高い修理につながるでしょう。
トイレの逆流を修理依頼した場合の料金相場
トイレを流したのに戻ってくる場合の修理費用の相場を紹介します。
| 作業内容 | 料金相場 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 軽度のつまり除去 | 8,800円〜 | 30分〜1時間 |
| 薬剤・ワイヤー使用 | 13,200円〜 | 1時間前後 |
| トーラー機使用 | 22,000円〜 | 1〜2時間 |
| 高圧洗浄機使用 | 27,500円〜 | 2〜3時間 |
| 便器脱着が必要 | 33,000円〜 | 2〜3時間 |
| 排水管交換・修理 | 55,000円〜 | 半日〜1日 |
料金を抑えるポイントは、複数業者から見積もりを取り、WEB割引などを活用しましょう。
トイレを流したのに戻ってくるトラブルでお困りなら、WEB割引が充実している水道屋メンテプロにお任せください。
トイレを流したのに戻ってくるトラブルの再発防止策
一度解消しても、使い方次第で再びトラブルが発生する可能性があります。
再発防止策として以下の5つの方法を紹介します。
- トイレットペーパーの適切な使用量
- 大レバーと小レバーの正しい使い分け
- 定期的な清掃とメンテナンス
- 流してはいけないものは流さない
- タンク内のペットボトル節水には注意する
再発防止策を把握し、トイレを流したのに戻ってくるというトラブルを防ぎましょう。
トイレットペーパーの適切な使用量
トイレットペーパーは一度に流す量を片手で軽く握れる程度にすることで、戻ってくるトラブルを防げます。
多く使った場合は、2~3回に分けて流すことがおすすめです。
流せるお掃除シートやおしり拭きも、一度に複数枚流すのは避けましょう。
ダブルやトリプルのペーパーは厚みがあり、つまりやすい傾向があるので、一度に流す量に注意が必要です。
大レバーと小レバーの正しい使い分け
大便や多量のペーパーを流す際は必ず大レバーを使用することで、水量不足による戻りを防止できます。
使い分けの基本は以下の通りです。
- 大便:多量のペーパー → 必ず大レバー
- 小便:少量のペーパー → 小レバー
大便を小レバーで流すと、水量不足で完全に流しきれません。
大レバーと小レバーでは流れる水量に差がありますが、節水を意識しすぎて小レバーばかり使うと、つまりのリスクが高まります。
日々の節水効果よりも、つまりが発生して業者に依頼する修理費用の方が高額になる傾向にあります。
そのため、節水よりもつまりを防止する対策を日常から心がけることが大切です。
定期的な清掃とメンテナンス
週1回の便器掃除と月1回の配管洗浄を習慣化することで、汚れの蓄積による戻りトラブルを予防できます。
便器内、特にフチ裏は汚れが溜まりやすい場所なので、週一回の掃除がおすすめです。
また、排水口付近も忘れずに掃除してください。
そして、月1回は尿石除去剤や配管洗浄剤の使用をしましょう。
市販の洗浄剤を就寝前に投入し、一晩放置するのが効果的です。
半年に1回、タンク内の点検も忘れないようにしましょう。
水位が適正か、フロートバルブ、ボールタップなどの部品に異常がないかを確認しましょう。
流してはいけないものは流さない
トイレを流したのに戻ってくるトラブルを予防するためには、流してはいけないものは流さないことも重要です。
流してはいけないものの一例は以下の通りです。
- ティッシュペーパー
- 生理用品、おむつ
- 猫砂(流せるタイプでも大量は危険)
- 食べ残し、油
- スマホやメガネなどの固形物
- ペットのトイレシート
- タバコの吸い殻
トイレは基本的に、尿や便・トイレットペーパーしか流してはいけません。
タンク内のペットボトル節水には注意する
タンク内にペットボトルを沈めて節水する方法は、水量不足で水が戻ってくる原因になるため避けるべきです。
正しい節水方法をご紹介します。
- 大小レバーを正しく使い分ける
- 節水型トイレへのリフォーム検討
- 風呂の残り湯を掃除に活用
節水する場合は、適切な方法を行うようにしましょう。
トイレを流したのに戻ってくる際のよくある質問
トイレを流したのに戻ってくるときのよくある質問をご紹介します。
- Q1:トイレを流した直後は流れるのに、なぜ後で戻ってくるのですか?
- Q2:トイレを流したのに戻ってくる症状は放置すれば自然に直りますか?
- Q3:賃貸住宅の場合トイレを流したのに戻ってくる症状の修理費用は誰が負担しますか?
- Q4:トイレではなく便の状態が原因で流れにくいことはありますか?
各質問を1つずつ回答していくので、ぜひご参考ください。
Q1:トイレを流した直後は流れるのになぜ後で戻ってくるのですか?
排水管の奥で部分的なつまりが発生しており、一時的に水圧で押し流されても、時間が経つと空気圧のバランスで戻ってくるためです。
S字排水路で引っかかっている便が、徐々に水を吸って浮き上がることもあります。
Q2:トイレを流したのに戻ってくる症状は放置すれば自然に直りますか?
水に溶けるもの(トイレットペーパー・便)が原因なら、2~3時間で改善する場合もあります。
固形物や完全なつまりの場合は悪化するため、放置は危険です。
水位の変化を確認しながら判断する必要があります。
Q3:賃貸住宅の場合トイレを流したのに戻ってくる症状の修理費用は誰が負担しますか?
使用者の過失は自己負担が原則です。
経年劣化や設備の不具合は大家負担となることが多いでしょう。
まずは管理会社に連絡し、状況を説明してください。
Q4:トイレではなく便の状態が原因で流れにくいことはありますか?
便の状態が原因で流れにくくなることがあります。
硬くて重い便は水に沈みやすく、S字排水路で引っかかりやすい性質があります。
新しいトイレでも頻繁に戻る、家族の中で自分だけトラブルが多い、便秘気味である場合は、便自体に問題がある可能性が高いでしょう。
頻繁に便が流れにくい状態が続く場合は、医療機関への相談も検討してください。
トイレを流しては戻ってくるトラブルを解決して快適な生活を!
トイレを流したのに戻ってくる症状は、便器内のS字部分でのつまり、タンクの水量不足、排水管内の汚れや尿石の蓄積、排水設備の不具合が主な原因です。
これらはつまりや逆流の前兆であり、早めの対処が求められます。
応急処置としては、「40度や50度のお湯を使う方法」や「バケツで水を流す方法」「ラバーカップでの吸引」「重曹とクエン酸での洗浄」がありました。
ただし、「何度も水を流す」「熱湯を注ぐ」「針金で突く」「固形物にラバーカップを使う」「無理に手を入れる」行為は、状況を悪化させる可能性があるため避けてください。
固形物を流した、3時間以上改善しない、水位が上がり続ける、複数箇所でトラブルが発生、賃貸で階下への影響が心配な場合は、修理業者への依頼が必要です。
修理業者選びでは、見積もり無料で作業前に料金明示があること、実績年数と施工件数が豊富か、口コミや実績を確認し極端に安い料金には注意することがポイントでしょう。
再発防止には、トイレットペーパーを適量に抑え、大便は必ず大レバーで流すことが基本となります。
トイレを流したのに戻ってくるトラブルは、日頃の予防と適切な使用で防げます。







